宝塚でつむぐ、つなげるアートな日

2021年9月3日(金)~

くらしの中のアート発見プロジェクト

#生配信 #その他

概要

宝塚市は、「文化芸術があふれるまち」を目標のひとつとして掲げています。
たしかに、私たちのくらす宝塚には“歌劇”や“手塚”をはじめ、全国的にも知名度の高い、地域が生んだ文化芸術がいろいろあります。しかしその一方、「核となる文化芸術がない」「文化芸術に特化した施設が少ない」「“タカラヅカ”という名前とイメージだけが先行している」といった声も少なからず聞こえます。
はたして、宝塚らしい文化芸術とは何で、それはどこにあるのでしょう。
この問いに対し、TRADは「宝塚が誇る文化芸術は、一人ひとりのくらしの中にある」という仮説を立てました。
もちろん仮説なので、はっきりとした根拠はまだありません。しかし「きっとそうなんじゃないかな」という実感はあります。きっとそう感じる人も少なくないのでは?
《宝塚くらしの中のアート発見プロジェクト》は、市民のくらしの中にある文化と芸術を掘り起こし、「文化芸術のまち 宝塚」の新たな視点として発信するとともに、その価値と可能性を模索する、市民参加型のプロジェクトです。

暮らしの中の文化と芸術に関するオンラインアンケート(全4回)

日々の暮らしの中にある、小さな表現活動、文化資産、交流の場など、身の回りの文化と芸術の実態などについてのアンケートを行います。

第1回テーマ:「あなたが思う“文化芸術のまち”」
対象:宝塚市内にお住まいの方
期間:9月3日(金)~30日(木)※終了しました

第1回アンケート結果は以下PDFデータよりご覧いただけます。

くらしの中のアート発見プロジェクト オンライントーク #1

「阪神間モダニズムとホームパーティー 〜家の中で醸される文化」

20世紀初頭、宝塚を含む阪神間で生まれた芸術・文化・生活のスタイル「阪神間モダニズム」。それらは主に家の中で醸成された、ってホント? 一方、宝塚ってなんとなくホームパーティーがさかんな感じしません?
「宝塚の文化芸術は、一人ひとりの暮らしの中にこそある」という仮説のもとにスタートした《くらしの中のアート発見プロジェクト》のオンライントーク第1弾は、巣ごもり時代だからこそ考えたい、このまちのプライベート空間から生まれた/生まれる文化と集いについて。地域計画家で武庫川女子大学生活環境学部准教授の三宅正弘さんをお迎えして、お話します。

(写真提供:awai KIYOSHIKOJIN 撮影:岡田和幸)


日時:2021年10月27日(水)20:00~21:30
ゲスト:三宅正弘(地域計画家)
聞き手:岩淵拓郎(編集者)
会場:オンライン(ZOOM)
参加:無料(申込み必要)

参加方法:下記フォームよりお申込みください。
 ※申込みは終了しました。

次回のトーク

オンライントーク#2
「表現としての住み開き」
ゲスト:アサダワタル(文化活動家)

三宅 正弘(みやけ まさひろ)

1969年、芦屋市生まれ。大阪大学大学院博士課程修了、博士(工学)。フランス人文科学研究所の受入教授として、フランスにおける自宅でのパーティーやピクニックにおける食事の方法や“コンヴィヴィアリテ”についてのフィールドワークを行い、帰国後もその実践を展開している。著書に『遊山箱―節句の弁当箱―』、『甲子園ホテル物語―西の帝国ホテルとフランク・ロイド・ライト―』、『神戸とお好み焼き』、『石の街並みと地域デザイン―地域資源の再発見-』等。長年、「阪神間モダニズム」に関するプロジェクトに参画し、昨年末には兵庫県と共にYouTubeで「阪神間モダニズム」5編を監修。

岩淵 拓郎(いわぶち たくろう)

1973年、宝塚市生まれ/在住。美術家を経て、現在は主に文化芸術関連の書籍の編集、文化プロジェクトの企画制作、ものづくり企業のブランディングなど。主な編著に『内子座 地域が支える町の劇場の100年』(2016 学芸出版社/愛媛出版文化賞)。'11〜13年、宝塚映画祭ディレクター。'15〜19年、みんなのたからづかマチ文庫プロデューサー。TRADでは、市内在住アーティストのインタビュー動画シリーズ「つくって、くらすひと」の企画制作(撮影:米田真也)を担当。趣味は料理。

日付

アンケート募集
2021年9月3日(金)~2021年9月30日(木)
オンライントーク配信
2021年10月27日(水)~2021年10月27日(水)

ジャンル

  • 生配信
  • その他