歩くまちコース
能勢電鉄「平野」-多田神社-満願寺-最明寺滝
-あいあいパーク-阪急「山本」 [約12.2km]
能勢電鉄平野駅を起点に、多太神社、多田神社、満願寺などの古刹を巡りながら阪急山本駅を目指す、歴史や自然を満喫できるやすらぎのハイキングコース。コース一番のハイライトは、北条時頼が出家して修行したといわれる最明寺滝。市街地から近いにも関わらず、山奥の修行地の厳かな雰囲気を醸し出している空間と滝に癒されます。行程は、市街地、山道、ゴルフ場沿いの道、参道と変化に富んで飽きさせません。少し足を延ばしてイギリスの地方都市をテーマにした「あいあいパーク」で、花と緑の自然を楽しむのもおすすめです。
※コースは一部川西市域を通ります。
コースは住宅地を通る場合があります。私的な場所では静かに通過するよう、ウォーキング・マナーへのご配慮をお願いします。
970年(天禄元年)創建で、関西日光と呼ばれ、清和源氏発祥の地として知られる多田神社。階段から南大門、鳥居、随神門を通って拝殿へ進みましょう。掃き清められた境内にある社殿は重要文化財も多く、見どころがいっぱいです。また高台に位置しており、南大門から眼下に赤い御社橋を望む、すばらしい眺望が楽しめます。
源満仲が深く帰依したといわれ、すべての願いが叶うという満願寺。このコースでは北門から入り、金堂、観音堂、参道を通って、洋風のユニークなデザインの仁王門へと進みます。ご本尊は秘仏千手観音。仏像がお好きな方は、春のお彼岸のご開扉時に拝観されてはいかがですか。
鎌倉時代、北条時頼が出家して最明寺入道を名乗り、この滝で修行をしたという由来から最明寺滝と呼ばれています。山道にある不動明王参道の石碑を道しるべに、辰巳橋を奥に進むと高さ10メートルの滝が勢い良く降り注いでいます。一帯は修行の地の霊気に満ちており、ハイキングの疲れも癒すパワースポットとなっています。
日本三大植木産地の一つとして知られる山本には、17世紀のイギリスの地方都市サリーをモデルにした花と緑のガーデニングパーク「あいあいパーク」があります。植物やガーデニングに関する情報発信や花・植木、ガーデニンググッズを販売。2階のカフェには英国風メニューが充実しており、植物に囲まれて英国気分を味わいたい人におすすめです。また、建物向かいの英国風庭園や日本庭園などを散策できる広場もあり、1日飽きることなく楽しめます。