歩くまちコース
能勢電鉄「平野」－多田神社－満願寺
－あいあいパーク－阪急「山本」 ［約9km］
能勢電鉄平野駅を起点に、多太神社、多田神社、満願寺などの古刹を巡りながら阪急山本駅を目指す、歴史や自然を満喫できるやすらぎのハイキングコース。コース一番のハイライトは、奈良時代の創建で源満仲が深く帰依したといわれる満願寺。境内にはカフェがあり、精進料理のランチなどを楽しむことができます。行程は、市街地、山道、ゴルフ場沿いの道、参道と変化に富んで飽きさせません。少し足を延ばしてイギリスの地方都市をテーマにした「あいあいパーク」で、花と緑の自然を楽しむのもおすすめです。
※コースは一部川西市域を通ります。
コースは住宅地を通る場合があります。私的な場所では静かに通過するよう、ウォーキング・マナーへのご配慮をお願いします。
多太神社の鳥居。
多太神社拝殿。
能勢電鉄平野駅から5分のところに鎮座する多太神社が最初の見どころスポット。1693年(元禄6年)造営の古いお社。森に囲まれた閑静な地に小ぶりな拝殿が立っており、心落ち着く雰囲気が漂っています。
階段を登って多田神社へ。
南大門、鳥居、随神門と並んでいる。
国指定重要文化財の多田神社拝殿。
猪名川に架かる赤い御社橋。
970年(天禄元年)創建で、関西日光と呼ばれ、清和源氏発祥の地として知られる多田神社。階段から南大門、鳥居、随神門を通って拝殿へ進みましょう。掃き清められた境内にある社殿は重要文化財も多く、見どころがいっぱいです。また高台に位置しており、南大門から眼下に赤い御社橋を望む、すばらしい眺望が楽しめます。
満願寺金堂。
満願寺の観音堂。
石畳の長い参道。
仁王門は明治初期の洋風を取り入れた建築様式。
源満仲が深く帰依したといわれ、すべての願いが叶うという満願寺。このコースでは北門から入り、金堂、観音堂、参道を通って、洋風のユニークなデザインの仁王門へと進みます。ご本尊は秘仏千手観音。仏像がお好きな方は、春のお彼岸のご開扉時に拝観されてはいかがですか。
花と緑のガーデニングパーク「あいあいパーク」。
多種多様な花が迎えてくれます。
設計、資材ともイギリスに依頼した本体棟。
日本三大植木産地の一つとして知られる山本には、17世紀のイギリスの地方都市サリーをモデルにした花と緑のガーデニングパーク「あいあいパーク」があります。植物やガーデニングに関する情報発信や花・植木、ガーデニンググッズを販売。2階のカフェには英国風メニューが充実しており、植物に囲まれて英国気分を味わいたい人におすすめです。また、建物向かいの英国風庭園や日本庭園などを散策できる広場もあり、1日飽きることなく楽しめます。
